管理人hiro(@DoorLoves)です。
コールマン ノーススターチューブマントル2000のキャンプで使用した状態から撤収、日常のメンテナンスをご紹介します。
ガソリンランタンは日常のメンテナンスをし適切な使用をすれば永く世代を超え愛用することの出来るギアです。
こんな方におすすめ
- キャンプで使用した後のガソリンランタンの撤収方法を知りたい方
- ガソリンランタンの日常のメンテナンス方法を知りたい方
- ガソリンランタンを末永く使いたい方
コールマン ノーススターチューブマントル2000について
ランタンのなかで最上位クラスの明るさを誇るガソリンランタンです。
管理人hiroが初めて買ったランタンがノーススターチューブマントル2000です。
点火装置があるため比較的扱いやすいガソリンランタンです。
ノーススターチューブマントルの特徴は以下の記事を参照ください。 管理人hiro(@DoorLoves)です。 ガソリンランタンのおすすめをご紹介します。 ガソリンランタンは基本的に国内ではColeman一択です。 シーンや使い方に合わせて紹介します。 ガソリンラン ...
【シーン別】ガソリンランタンのおすすめ【5選】
今回はこちらのランタンを例に、ガソリンランタンを末永く愛用するためのキャンプからの撤収方法と日常のメンテナンスをご紹介します。
本記事は日常での軽いメンテナンスをご紹介しています。
さらに細部までのメンテナンスや部品交換等に関しては別記事を書こうと思っています。
メンテナンスとは
まず、メンテナンスと修理は別物です。
修理は壊れてしまったものを直すこと。
メンテナンスは壊れないようにすること。
これからご紹介する日常のメンテナンスと不調になった時の大規模なメンテナンスで永くギアを愛用できるようにしましょう。
ガソリンランタンのキャンプからの撤収時にすること
キャンプで使用後の撤収時に必ずして欲しいことがあります。
タンクの中の燃料を抜いてください。
シーズンオフで良いという意見がありますが、忘れてしまうことがあると思います。
そのため、管理人hiroのおすすめは毎回燃料缶に戻すこと。
なぜ、タンク内の燃料を戻すのかは、燃料が残っている状態だとタンク内が結露しやすくなりタンク内の錆を誘発しやすくなります。
また、タンク内の圧力を上げるためのパーツである、チェックバルブの腐食を防止するためです。
チェックバルブとは、ポンピング時(タンク内加圧)に空気を通し、タンク内からの空気を外に逃がさない役割をするものです。
これが壊れてしまうと、加圧することが出来ず点火が出来なくなります。
タンクの燃料を抜くのには、こちらが便利です。
こちらをタンクの燃料入れ口に取り付けポンピングするだけで残りの燃料を取り出すことが出来ます。
タンクに入れる側におもりがついていることがとても秀逸できれいに残った燃料を取り出すことができます。
もう一つしてほしいことがあります。
ガソリンランタンの中では今回の例として挙げたノーススターチューブマントルのみですが、点火装置がセットされています。
次のキャンプの予定が近い場合には不要ですが、次のキャンプが未定であったり2ヶ月以上予定が入っていない場合には点火装置を外し電池を取り外して保管してください。
当たり前のことですが・・・撤収時に1点注意です。
ガソリンランタンは燃焼を伴う照明器具です。
そのため、使用時には傘(ベンチレーター)は300℃にもなります。
撤収は十分冷えてから行ってください。
ガソリンランタンメンテナンスのタイミング
メンテナンスには、日常的なメンテナンスと、パーツ交換などの大きなメンテナンスとがあります。
それぞれどのようなタイミングで行うのが良いのかお伝えします。
日常メンテナンス
管理人hiroのおすすめはキャンプ毎に実施です。
暖かい(暑い)時期はなおのこと。
それはなぜか。
暖かい時期は、虫の飛来がとても多いからです。
後述のメンテナンス方法での実際の写真は、夏時期に山間のキャンプ場でキャンプをしたあとのノーススターチューブマントルの実際の状態です。
ガソリンランタンは一般的に強光を発するため、虫の多い山間や川の近くでは沢山の虫たちをひきつけてしまいます。
そのため、ホヤの中に入り込みランタンの熱で絶命してしまい虫の亡骸が多数残されることになることが多いです。
気になった汚れや虫の死骸など気になることがなければ次の機会でも良いとは思います。
また、もう一つのポイントは、消耗品であるマントルの状況です。
マントルは下記の構造と各部名称を参照してください。
マントルは特殊な化学繊維を炭化(燃やして炭の状態にしたもの)です。
そのため脆く、移動時の衝撃や使用回数を重ねることなどで破けてしまいます。
破けてしまった状態でも、明かりを放つ能力は落ちますが可能です。
しかし、破けてしまった状態で使用するはとても危険です。
破れている場所から不要な炎が噴き出し、ホヤを割ってしまったり、爆発的な燃焼をしてしまうことがあるので破れてしまったらすぐに交換しましょう。
一部のサイトやブログでは、破れたまま使用しても問題ないと謡っている情報がありますが、大変危険です。
使用方法を必ず守りましょう!!
キャンプ時にマントル式のランタンを使用する場合には、替えのマントルをケースなどに一緒に保管しましょう。
大規模メンテナンス
大規模なパーツの交換などを伴うメンテナンスは、機能性が落ちた時に実施しましょう。
どちらかというと、修理に近いイメージになります。
機能性が落ちた状態の例としては、発光を伴う燃焼が安定しない、ポンピングの加圧が思うようにされない、タンクの圧力の下がりが早いなどが多くみられる症状です。
これらの症状が見られたり、当初の状態よりパフォーマンスが落ちたと感じたらパーツ交換を考慮に入れた大規模なメンテナンスのタイミングだと考えましょう。
ガソリンランタンメンテナンス方法
それでは、ノーススターチューブマントルを例にして、各部の名称と実際の日常メンテナンス方法をご紹介します。
ガソリンランタンの構造と各部名称

ノーススターチューブマントルを正面から撮った写真です。
(背景に生活感がありすみません・・・苦笑)
この裏側には点火装置があり、赤い点火ボタンがあります。
ベンチレーター
日本語で言い換えると換気装置です。
テントやキャンピングカーなどでも使われる用語ですね。
燃焼によって温められた空気を出す役割をしています。
こと、コールマンのガソリンランタン・ガスランタンではこの部分のパーツは耐熱塗装である琺瑯(ホウロウ・ホーロー)となっています。
この部分の塗装はげや傷は個人での修復はなかなか難しいです。
扱いには注意してあげたいところです。
ホヤ(グローブ)
耐熱ガラスで作られたマントルを風や衝撃から保護するためのものです。
ガラス製なので取扱いには注意が必要です。
雑に扱ったり強くものにぶつけたり落としたりは禁物です。
マントル
写真は空焼きをする前の状態のマントルです。
空焼きをする前のマントルの状態は、しっかりとした繊維をしていて、引っ張ったりしても切れたり割けたりはしません。
しかし、空焼きだけを行った状態では、触れたり、風で破れてしまったりするほどにとても脆い状態になります。
マントル交換をして臨むキャンプでは、現地での空焼きをお勧めします。
一度着火させると、ただ空焼きした状態よりも安定します。
ジェネレーター
燃料であるホワイトガソリン(またはガソリン)を霧状、または気化させ燃えやすいようにするものです。
安定した燃焼をもたらすためのものです。
燃料バルブ
燃料の吐出量を調整するバルブです。
明るさを調整することが出来ます。
燃料キャップ
給油口のキャップです。
圧力が抜けないようにしっかりと密封できるように、ゴムパッキンがセットされています。
パッキンの劣化により圧力が掛からなくなることがあります。
日常メンテナンス時に確認をするとよいです。
ポンプノブ
タンク内の圧力を上げるためのポンピングを行うポンプです。
ポンプノブの先にはゴム製のポンプカップという空気をとらえるパーツがついており、
自転車の空気入れと同じ原理で空気を押し込みタンク内の圧力を上げます。
タンクとの接続部分には、前述したチェックバルブというパーツがあり、ポンプノブで押し込まれた空気を通し、タンクからの流れを遮断する役割をしています。
ベイル
ランタンを吊るすための金属製のパーツです。
写真だと左側に倒しているものです。
ナット(ベンチレーターナット)
ベンチレーターの上部についたナットです。
ベンチレーターやホヤを固定する役割をしています。
ガソリンランタンの実際の日常メンテナンス方法
今回はメンテナンスする状態に至ったのは下の写真のように、マントルの破れと夏時期のキャンプでの虫の侵入のためです。

写真はちょっとわかりにくいですが、マントル上部のジェネレーター側(左側)が破けています。
手順1.ナットを外す
まずは、上部のナットを回して外します。
前述していますが、大事なことなのでもう一度。
必ず使用からは時間が経ち、十分に温度が下がってから行ってください。
手順2.ベンチレーター・ホヤ(グローブ)を外す
ナットを外すと、ベンチレータとホヤ(グローブ)を垂直に持ち上げると外すことが出来ます。
外して横に置いた状態が下の写真です。

ホヤはガラス製ですので衝撃に気を付けてください。
耐熱ガラスであり普通のガラスより強い作りではありますが、ガラスには変わりありません。
手順3.ベンチレーターとホヤを分離
手順2の写真でベイルが写っていますが、このベイルの根本を垂直に引っ張り上げることでベイルを外すことが出来ます。
また、ベイルによってベンチレーターとホヤが接続されているので分離させることが出来ます。
分離しましたら、個々を点検・清掃しましょう。
清掃は濡れた雑巾などで拭くだけで簡単な汚れならば落とせます。
落とせなかったしつこい煤(すす)などは、台所用洗剤を含ませるか、洗剤で水洗いすれば綺麗になります。
本体の方はと言いますと。。。。
ホヤの中にたくさんの虫が入り込んでいました。
手順4.本体の点検清掃・マントル交換
それでは本体側の点検清掃とマントルの交換方法です。
破れたマントルを取り外しましょう。
チューブマントルはワイヤーで固定するタイプです。
ワイヤーを外し古いマントルを外しましょう。
ワイヤーは交差させて固定されています。
古いマントルは弱くなっており、粉々になることもあると思います。
マントルを交換する場合には先に取り外してから清掃・点検を行いましょう。
清掃の方法は、ベンチレーター・ホヤと同様の方法できれいになります。
こちらは水洗いはしないでくださいね。
ナット類は緩んだりガタついたりしていませんか?
増し締めをしておきましょう。
コールマンの製品のメンテナンスには通常のレンチを使用できますが、ナットの位置が重なっていたり、厚みのあるレンチでは回しにくかったりするため、必要な径のレンチが一本で賄える専用の工具が楽です。
手順5.マントル取り付け
点検・清掃が終わったら新しいマントルを取り付けましょう。
向き等はありません。
ただしねじれやゆがみがないようにまっすぐに取り付けます。
ワイヤーを上下入れ替えるとロックされます。
通常のメンテナンスにてマントルの交換をした場合、
空焼きは次回のキャンプの現地ですることをお勧めします。
せっかく変えたマントルが現地に着くまでに破れてしまったりすることを防ぐためです。
手順6.組み立て
メンテナンスのためにばらした逆の手順で組み立てます。
綺麗になりました!!
手順7.ポンプノブの注油
出展:コールマン
最後の最後に、ポンプノブ(ポンプカップ)に注油をして完了です。
おすすめは専用のリュブリカントです。
コールマンの推奨はリュブリカントとなっています。
リュブリカントを使用すれば間違いないですが、
成分としては、ミシン油などの機械油と同様のようです。
こちらを使用する場合は自己責任でお願いいたします。
まとめ
ガソリンランタンはとても頑丈に機能的に作られています。
しっかりとしたメンテナンスを行って大事に使用すれば、数世代に渡って世代を超え使うことの出来る道具です。
愛着を持って永く使っていただきたいです。



