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キャンピングカーレンタル 価格とかってどんな感じ?【キャンピングカーの種類・設備基礎付き】

2020年10月18日

キャンピングカー

管理人hiro(DoorLoves)です。

今回は、最近話題になっているキャンピングカーレンタルに関して調べてみました。
管理人hiroもまだ未経験です。
いずれキャンピングカーを使ってみたいと思っています。
一緒に見てみましょう。

こんな方におすすめ

  • キャンピングカーを使ってみたい方
  • キャンピングカーってどんなものか知りたい方
  • 非日常感を味わってみたい方
  • キャンピングカーレンタルサービスを知りたい方

目次

キャンピングカーってどんな種類があるの?

まずは、キャンピングカーの種類を見てみましょう。

キャンピングカーに改造したもとの車の種類から種類分けされています。
〇〇コンと呼ばれます。
〇〇からのコンバージョン(変換)したという意味です。

キャンピングカー種類

  • バンコン
  • キャブコン
  • バスコン
  • 軽キャンパー
  • トレーラー

バンコン

バンコン

バンコンの例

バンのコンバージョンタイプです。

画像は海外のものになりますが、
国内では、トヨタ・ハイエースや日産NV350キャラバンなどをベース車両として、
キャンピングカーにコンバージョンしたものです。
車種としては上記の2つが主流となっています。
他にも、ワンランク小さくした、トヨタ・タウンエースや日産NV200バネット
例の画像のように海外製の大きなものから軽バンをベースとしたものまで多彩です。

トヨタ・ハイエース、日産NV350キャラバンが多く選ばれるのは、
バリエーションが豊富だからです。
全長・全高・全幅・駆動方法・排気量・エンジンなど
ベースとしてとても幅があることから選ばれています。

特徴としては大きく3つあります。

特徴

  1. スペースが限られる
  2. 取り回しが良い
  3. 乗り心地・運動性能が高い

1.スペースが限られる
ボディに加工をしないため、サイズはベース車両に引きずられます。
そのため、限られたスペースです。
かつ、拡張が出来ません。

2.取り回しが良い
大きくボディに加工を施さないことから、
大きめの一般車の感覚で運転ができます。
駐車スペースも一般車と同等です。

3.乗り心地・運動性能が高い
運動性能や乗り心地も乗用または商用車がベースですので、
トラックベースよりも比較的良いです。

キャブコン

キャンピングカー

キャブコンの例

トラックなどがベースとしキャビン部分を取り付けたタイプです。
キャブ(Cab)とは、「トラックやバスなどの運転台」という意味です。
語源は、キャブオーバー「エンジンの上に運転席があるもの」・コンバージョン。
キャブオーバーにキャビンを付け足しコンバージョンしたもの
です。

国内ではトヨタ・カムロードがベースとなっている車両が多いです。
大元の車両はトヨタ・ダイナです。

特徴としては大きく4つあります。

特徴

  1. バンコンに比べ広い
  2. 断熱性が優れる
  3. 値段が高め
  4. 乗り心地・運動性能が低め

1.バンコンに比べて広い
バンコンと比べると天井が高く、居室が広いことが1番の特徴です。
高さを高く取っているので、車内で余裕を持って歩くことが出来ます。

2.断熱性が優れる
他のコンバージョンタイプのキャンピングカーに比べると、断熱性に優れています。
キャビン部分は後から取り付けるために普通の車両として作られた外装よりも断熱性に優れます。

3.値段が高め
もともと存在しないキャビンを外装から作りこむために、値段が高いです。

4.乗り心地・運動性能が低め
ベース車両がキャンピングカー用に製造されているが、
もとをただすとトラックであることで、乗り心地はあまりよくありません。
また、ベース車であるダイナ・カムロードのエンジン設計が古いままであり、
パワー不足を実感するようです。

運転の感覚に関しては、高さだけを気を付ければ大丈夫。
サイズ感は、幅2000mm、長さ5000mmです。
ちなみに、管理人hiroの愛車HONDA オデッセイは、
幅1820mm、長さ4840mmです。
それぞれ20cmぐらい長いぐらいでしょうか。
そう考えると意外と扱えるサイズかと思います。
取り回しも、最小半径4.9m。
オデッセイは5.4m。
意外と小回りが利くようです。

バスコン

バスコン

バスコンの例

バスのコンバージョンタイプです。
マイクロバスがベース車両です。

画像は海外のものです。
国内では、トヨタ・コースター、日産・シビリアン、三菱ふそう・ローザ
がベース車両として利用
されます。
ただし、排気量換算の税率計算から、コースター、シビリアンは、
排気量が4000ccを超えるために税金が高くなるため、
ベース車両として使われる機会が減っています。
ローザは4WDのセレクトがあることが特徴です。

特徴としては、大きく4つあります。

特徴

  1. 広い
  2. 乗り心地が良い
  3. 走行性能が高い
  4. 取り回しが良い

1.広い
バスとして設計されているため、天井が高く、
車両としても全長が6000mmほどと長いため、
居住空間がとても広いです。

2.乗り心地が良い
商用車ではなく、もともとバスなので人を乗せる設計のため
足回りなどが乗用向けとなっているため乗り心地が良い
です。

3.走行性能が高い
商用車ではないため、排気量が大きめで人を多く乗せる設計のため走行性能が高い
また、ディーゼルエンジンのセレクトが出来るものがあり、
パワー重視で経済性が高い車種を選ぶことが可能です。

4.取り回しが良い
ボディサイズは6000mmオーバーと大きいですが、
最小半径は意外にも通常のバンと同じ程度のため、
サイズ感に対してはとても取り回しが良いです。

軽キャンパー

軽自動車(軽ワゴンや軽トラック)をベースにしたキャンピングカーです。
軽自動車がベースとなっているので、車両価格も安く、維持費も安いのが最大の特徴です。
ですが、ボディサイズが軽自動車規格のため居住空間が狭いです。
ソロまたはご夫婦ぐらいまでの許容となります。
しかし、小さいということの利点も多く存在します。
取り回しが非常に良いので、どこへでも簡単にアクセスが可能です。

運動性能に関しては、660ccの制限があるため弱い部分がありますが、
ターボ車ならば一般乗用車と同等の加速性能と高速走行性能があります。
ですが、長距離の運転となると、一般乗用車などより疲れるかと思います。

管理人hiroも友人の車で、東京⇔裏磐梯を走行しましたが、
高速度域での安定感やシートの居住性により、
自分の車を使用するよりも大分疲労感を覚えた記憶があります。

トレーラー

キャンピングトレーラー

キャンピングトレーラーの例

一般車両でけん引するタイプです。

日本国内ではまだまだ少数派です。
けん引をする習慣が日本にはあまりないためです。
トレーラートラックでさえトラックの中では少ないのが現状です。
しかし、すこしずつキャンピングトレーラーが増えつつあるようです。

特徴は動力がついていない分、動力に取られるスペースがないため、
室内が広く、装備を充実させることが出来ます。
また、動力装置がない分、価格も抑えることが出来ます。
しかし、連結するため長く、連結部分の動きがあるため、
運転に慣れが必要なことと、駐車スペースが大きく必要です。

もう一つの利点としては、
キャンプ場などに着いた後は、切り離して車だけで利用できることです。
ちょっとした買い物や遊びに出たりするときに、
トレーラーを切り離し身軽に出掛けることが出来ます。

設備

キャブコンの代表例、トヨタ・カムロード(ダイナ)で見てみましょう。

基本装備

  • リビングセット(椅子・机)
  • ギャレー(キッチン)
  • バンクベッド
  • サブバッテリー
  • FFヒーター
  • インバーター
  • ベンチレーター

・リビングセット(椅子・机)

後部座席として使用します。
対面のスタイルが多いです。
食事や団らん、作業場所などに利用できます。
また、セットによってはベッドに換装できるものもあります。

・ギャレー(キッチン)

水道とシンクのみのものから、
ガスコンロを家庭用並みの3口を備えたものまであります。

・バンクベッド
収納式のベッドです。
普段は運転席の上に引き出しの形状で収納されています。
就寝時に引き出して使用します。
大人2~3人ほどが寝れるスペースです。

・サブバッテリー
車の走行用ではなく、装備用の電源です。
サブバッテリーを搭載することで、
エンジンを掛けずに装備を使用することが出来ます。

・FFヒーター
車の燃料を燃やして温めるヒーターです。
結構効率よく温まるようです。
ただし、空気が乾燥するので、何かしらの対策(濡れタオルを干すなど)
をすると良いようです。
燃料の消費は、だいたい200cc/時間ぐらいで、
あまり消費はしないようです。

・インバーター
電圧変換機です。
車の電気関係は、普通乗用車が12ボルト、トラック類が24ボルトの直流です。
家庭用電気器具は、100ボルトの交流(50hz/60hz)です。
車にて家庭用電気器具を使うために必要です。

・ベンチレーター
換気システムです。
天井や壁面に装備されることが多いです。

追加装備類

  • 家庭用エアコン
  • 冷蔵庫
  • ソーラーパネル
  • 発電機

キャンピングカーのレンタル代金相場

キャブコンのレンタル相場は、
土日祝日が25,000円/日ぐらいです。
平日はもう少しさがり、1万円台半ばから後半が相場となります。
土日の1泊では、およそ50,000円が目安です。
ハイシーズンの加算等もある場所もあります。

キャンプに比べてしまうと、
高いと感じてしまいますでしょうが、
レンタカーを借りてキャンプ場に行き、
テントを借りてキャンプする、
または、コテージを借りて宿泊をすると、
同程度の費用かと思います。
車を含めて、一通りのギアを持っていると高いと感じるかもしれません。

レンタルサービス

ご紹介するレンタルサービスは、場所に偏りがありすみません。
ご紹介出来るところがあればまた追加いたします。

関東・神奈川からレンタル
wonderwall

鹿児島・奄美大島でレンタル
奄美バギー&ナイトウォッチングガイドサービスさん

まとめ

キャンピングカーを利用すると快適にキャンプを楽しむことが出来ます。
ちょっとお高く感じるかもしれませんが、
環境が整っていて、非日常を感じられるとすれば、
決して高いものでもないと感じます。

ご自身でキャンピングカーを所有するには、
かなりの金銭が必要となってしまいます。
それを考えるとかなりお安く思えてくるのは気のせいでしょうか。

管理人hiroも使ってみたいと思います。

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hiro

サイト運営者、hiroです。 アウトドア・フィッシング・DIYを中心に有益な情報を発信したいと思っています。キャンプは子供の頃から経験しています。本格的に始めたのは15年前程。経験などを織り交ぜていければと思っています。 生物系大学卒業で、本業は保険系システムエンジニアです。 詳しくはAboutをご覧下さい。

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