管理人hiro(@DoorLoves)です。
キャンプサイトのライティングの基本セッティングを
ランタンの種類と特徴を併せてご紹介します。
こんな方におすすめ
- これからキャンプを始める方
- キャンプを始めたばかりでライティングにお困りの方
- ライティングに関するキャンプギアを選んでいる最中の方
- ランタンの種類と特徴を知りたい方
目次
キャンプのライティングの基本は4種類 +α
- サイト全体を照らすメインランタン
- リビングスペース(メインテーブル)を照らすサブランタン
- テント室内・キッチンを併用するもの
- 移動時や探し物、作業時に使用する懐中電灯・ヘッドライト
- +αのライティング
基本となるライトは、上記の4つです。
それ以外に、ポイントとなるライトを追加すると良いです。
それぞれのライティング詳細
それぞれのライティング詳細を説明します。
サイト全体を照らすメインランタン
キャンプサイト全体を照らす役割を担います。
また、走行性(光に集まる習性)の虫を引き付け、
リビングスペースなどに近づけないようにする役割も担います。
設置場所は、テント・タープから少し離れたサイト全体を照らすことができる場所です。
光量は1000ルーメン以上・80ワット以上がおすすめです。
メインランタンは、なるべく明るく照らせるものを選ぶのがベストです。
リビングスペースから離して設置する理由は、
前述した通り、光に集まる虫たちを寄せ付け、
食事やくつろぐ場所に来させないためです。
ただし、あまり離れすぎた場所に設置すると、
メインランタンの明かりの恩恵が薄れてしまいます。
明かりの強さとサイトの大きさや、人の動きの導線・座り方の配置等
を考えた設置が出来ると良いです。
燃料のタイプ別に分類すると以下のようになります。
燃料のタイプ
●ガソリン
●ガス
●LED
●灯油
特徴
●ガソリン燃料ランタン
ガソリンを燃料とします。
キャンプでランタンと言われるとこれが思いつくのではないでしょうか。
管理人hiroが初めてランタンを買うときに思いついたのは、
このガソリンを燃料とするものでした。
ガソリンと言っても、ガソリンスタンドで車に給油するガソリンとは別物です。
ホワイトガソリンという、ナフサを主とした専用の燃料を使用します。
中には、自動車用のガソリンを使用できるものもあります。
あくまで、臨時のためメーカーの推奨はホワイトガソリンです。
ガソリンランタンは、後述のガスランタンより燃費が良く燃焼時間が長く、
ランニングコストに優れています。
光量も寒さ等天候の影響も少なく安定しているのが特徴です。
ただし、ガスランタンやLEDランタンよりも使用の際にひと手間が必要です。
それは、燃料をタンクに注ぎ、タンク内に圧力をかけるポンピングする作業です。
慣れるまでは面倒な作業ですが、慣れると苦ではなくなります。
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【シーン別】ガソリンランタンのおすすめ【5選】
●ガス燃料ランタン
ガス缶やガスボンベを燃料とするものです。
ガス缶には2種類存在します。
CB缶と呼ばれる、家庭でよく見かけるガス缶です。
そのまんま、Cassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)です。
もう一方は、OD缶です。
こちらは、当ブログ名、OutDoor(アウトドア)です。
容量は最も流通しているのが250g缶です。その倍の500g缶や、110gの缶もあります。
用途に合わせて選択が可能となっています。
ランタンで多く使用されるのは、OD缶です。
CB缶を燃料とするランタンも少数ではありますが存在します。
CB缶を使用するランタンは比較的ランニングコストを抑えることができますが、
ガソリンランタンと比べるとランニングコストは高めです。
ガスランタンの利点は、燃料は缶の交換のみというところで、
ガソリンランタンで必要なひと手間(燃料充填・ポンピング)が不要です。
ただし、液体ガスを使用するため、低温下では燃料の供給が安定せず、
光量が落ちたり、発光が安定しないことがあります。
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【シーン別】ガスランタンおすすめ【12選】
●LEDランタン
近年、目覚ましい進化をとげ、強光量の商品が発売されるようになりました。
今では、3000ルーメン・230ワットという驚異的な光量をもつものも発売されています。
その光量から、メインランタンにも使用されるようになりました。
管理人がキャンプを開始した頃・・・
LEDはサブのサブ、懐中電灯でもちょっと光量が少ないなと思うことが多かったです。
タイプとしては、乾電池を使用するものと、USB充電式があります。
リチウム電池の進歩によりUSB充電式が主流になりつつあります。
ランタンの中では、一番手間が掛からないものです。
電池または充電し、スイッチを押すだけです。
この手軽さがLEDの一番の利点です。
色調は、白色が強いと個人的には感じます。
蛍光灯の白色または昼白色のような色調を持った製品が多いように感じます。
LEDランタンのおすすめは以下です。 管理人hiro(@DoorLoves)です。 LEDランタンのおすすめをご紹介します。 シーンや使い方に合わせてご紹介します。 LEDランタンの特徴などの詳しい情報は、以下の記事を参照してください。 ...
【シーン別】LEDランタンおすすめ【13選】
●灯油燃料ランタン
灯油を燃料とするものです。
メインランタンとしては、加圧式のランタンが使用に適しています。
加圧式は、ガソリンランタンの機構に似たものです。
タンクに灯油を注ぎ、ポンピングを行うものです。
ガソリンランタンの特徴と似ています。
燃費が良く、またホワイトガソリンより燃料が廉価で、光量も大きいものが多いです。
ガソリンランタンに比べると、低温下での安定は落ちる傾向にあります。
リビングスペース(メインテーブル)を照らすサブランタン
リビングスーペースとなるメインテーブルを照らす役割を担います。
設置場所は、テーブルの上やタープに吊るして使用します。
光量は、1000ルーメン・80ワット程度のものが良いです。
こちらも、メインランタンと同じ燃料タイプに分類できます。
ただし、灯油タイプは加圧式のものは向きません。
また、本体が大きく、光量も大きいタイプのガソリン・ガスランタンも不向きです
オープンタイプのタープでは燃焼能力の強い上記のランタンを使用してもさほど問題はありません。
しかし、クローズタイプにて締め切っての使用には一酸化炭素中毒などに注意が必要です。
一番向いているタイプは火を使わないLEDとなります。
キャンプ場を見渡してみると、大半の方がLEDタイプのサブランタンを
使用しているのが見受けられます。
テント室内・キッチンを併用するもの
テント室内とキッチン(バーナー使用)を併用するものは、
LEDタイプ一択です。
光量は明るすぎないよう、数百ルーメンのものがおすすめです。
光量が明るすぎると、テント室内の人の動きが影として映ってしまうためです。
併用せず、キッチン独立で使用する場合、
サブランタンと同等のものを使用すると良いです。
併用の場合では、完全室内使用のため、
火を使うランタンは使用できません。
移動時や探し物、作業時に使用する懐中電灯・ヘッドライト
こちらは特に説明は不要ですね。
小型の懐中電灯または、ヘッドライトタイプがおすすめです。
ヘッドライトタイプの場合、手に持つ必要がないため、
作業時に非常に便利です。
装着の方法も、頭だけではなく、首から下げて使用することもできるため、
見た目での抵抗があるときにも有効なライトです。
+αのライティング
プラスアルファのライティングにはさまざまなものがあります。
テーブルの上に置き、炎の揺らぎを感じることが出来る、
ガスランタンや灯油ランタン。
テントにアクセントをもたらす、連結式のLEDランタンなど様々です。
個性を演出するキーアイテムとなるものです。
色々なプラスアルファのライティングをご紹介出来たらと考えています。
まとめ
キャンプの夜を快適に過ごすには4つのランタンを使用するのがベスト
ポイント
1.サイト全体を照らすメインランタン
2.リビングスペースを照らすサブランタン
3.テント室内・キッチンを照らすランタン
4.移動・作業・探し物時に使用する懐中電灯・ヘッドライト
燃料によってタイプが分類される。
ポイント
1.ガソリン燃料ランタン
2.ガス燃料ランタン
3.LEDランタン
4.灯油燃料ランタン
最後に・・・
燃料の種類はなるべくそろえる!!
燃料を使用する、ランタン・調理用バーナーはなるべく燃料の種類をあわせましょう。
加圧式灯油ランタン、ガソリンランタン、ガス調理バーナー
のようにバラバラだと、もっていかなければならない燃料が増えてしまいます。
その他に必要なものは以下の記事を参照してください。 管理人hiro(@DoorLoves)です。 キャンプの最低限持ち物リストをご紹介します。 アウトドアショップやホームセンターに行くと、 たくさんの種類のキャンプギアが売っています。 何が必要なのかわ ...
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